顎関節症 2
前回につづき「顎関節症」のお話です。
顎関節症は、痛みを薬やマッサージで緩和していく治療が現在では一般的です。
経過観察で自然に治癒していくものであるため、不可逆的な治療まで踏み込まないようにというのが
最近の考え方になっております。
自然に治癒するということには少し疑問はあります。たいていの場合関節に何らかの負荷がかかり長い時間をかけて悪くなってきて痛みや音となって発症していると思います。
自然によくなるのは、その悪い状態に体、筋肉がなれてきて症状が出にくくなるだけとも考えられます。
人間の体は絶えず活動していて生活習慣によって様々なゆがみなどを抱えながら生きています。
顎関節に限らず、筋肉、骨格、関節がいろいろな動きをしていますから、長年の間に必ずバランスの悪い部分が出てくるのは仕方がないことかもしれません。
アメリカでは昔、顎関節症の患者さんの顎関節の中に人工の軟骨を入れる手術がたくさん行われていて、現在では
その軟骨を作っていた会社が破産してしまうほどの訴訟が起こったりしています。つまり手術しても治らずかえって
悪化してしまったケースがたくさんあったようです。
日本でもマウスピースを入れる事によってすべてが治ってしまう様に宣伝している病院などもたくさんありますが、とても危険な事だと思います。
つづく・・・・
顎関節症は、痛みを薬やマッサージで緩和していく治療が現在では一般的です。
経過観察で自然に治癒していくものであるため、不可逆的な治療まで踏み込まないようにというのが
最近の考え方になっております。
自然に治癒するということには少し疑問はあります。たいていの場合関節に何らかの負荷がかかり長い時間をかけて悪くなってきて痛みや音となって発症していると思います。
自然によくなるのは、その悪い状態に体、筋肉がなれてきて症状が出にくくなるだけとも考えられます。
人間の体は絶えず活動していて生活習慣によって様々なゆがみなどを抱えながら生きています。
顎関節に限らず、筋肉、骨格、関節がいろいろな動きをしていますから、長年の間に必ずバランスの悪い部分が出てくるのは仕方がないことかもしれません。
アメリカでは昔、顎関節症の患者さんの顎関節の中に人工の軟骨を入れる手術がたくさん行われていて、現在では
その軟骨を作っていた会社が破産してしまうほどの訴訟が起こったりしています。つまり手術しても治らずかえって
悪化してしまったケースがたくさんあったようです。
日本でもマウスピースを入れる事によってすべてが治ってしまう様に宣伝している病院などもたくさんありますが、とても危険な事だと思います。
つづく・・・・
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